2005年02月01日
志茂田カゲキ
Nはテレビで志茂田カゲキを見た。ドキュメンタリー番組で久々に見る彼はいつのまにかすっかり、色気の抜けた、青年のような鋭さを持つおじいに成り変わっていた。若き日の彼は貧乏生活の後作家としての名声を得、その波に乗って陰で支えつづけた妻と子供を捨てようとしたんだそうだが、その頃のことを「僕はなんだか遠くにある花畑を一人で歩きたがっていたのかも」と振りかえっていた。
ロマンチストで、力のある男性には多かれ少なかれそういう願望があるのだろう、とNは思った。それでそのお花畑へ行くきっかけを第二の女性に投影するんだ。でも投影された女性もいつまでもその役を演じることは出来ないし、結局はお互いロマンを追うことに疲れてしまうんじゃないだろうか。しかしそんな事実は何時の間にか毛穴から意気を抜くように昇華して、こんな素敵なおじいに成った志茂田カゲキをズルイ、とNは思った。
こんなコメントを貰ってます
2005年02月02日00:26 小文
紙芝居屋さんをやっているようなイメージでしたが
あ、読み聞かせだったかしら
ステキじゃないですか?
それをはじめたきっかけの裏側に
老成の秘密があるとみた
投稿者 numabun : 2005年02月01日 01:28
